
今日は、AIを活用したメルマガ運営について、少し角度を変えてお話ししたいと思います。
多くの人がイメージしている「AI活用の形」と、実際に私が現場で使ってきた方法とでは、大きなズレがあります。
たとえば──
「AIに書かせた原稿を叩き台にして、あとから人間が手直しする」
…こういった説明、よく見かけますよね。
でもそれって、元々文章を書くのが苦手な人にとっては非現実的すぎるんですよ。
私自身は、AIを日常的に使い倒してメルマガやブログを書いていますが、実は「手直し前提」の使い方はしていません。
なぜなら、もっとシンプルで、もっと実用的なやり方があるからです。
「ふと浮かんだ疑問」→「AIに聞いてみた」→「そのままメルマガになる」
昨日の私のメルマガも、まさにその典型でした。
日常の何気ない会話の中で、ふと浮かんだ疑問。
> 「上に立つ立場の人なのに、カリスマ性がまったくないのはなぜか?」
この問いを、まずはAIに投げかけてみました。
すると、かなり核心を突いた答えが返ってきたんです。
- 言葉に“信じてる空気”があるかどうか
- 自己一致があるかどうか
- 自分の信じてる“核”を持って語っているかどうか
なるほど、と思いながら、自分なりの視点でも整理してみた。
そして、それをまたAIに投げてみる。
──「こういうことかな?」と。
するとAIからは、
> 「その理解は非常に的確です」といった評価とともに、さらに深い補足が加えられたのです。
この一連のやりとり自体が、とても面白く、そして深みのあるメルマガの素材になりました。
「AIと会話する」だけで“価値ある情報発信”はできる
ここで強調したいのは、「AIを文章作成ツールとして使う」のではなく、「対話相手として活用する」という視点です。
- 疑問を投げかける
- 答えを受け取る
- 感想や考察を加える
- 再度深掘りする
このやりとりがそのまま、コンテンツになるんです。
AIとの会話を通じて、自分の思考を言語化し、それを読者に届ける。
これって、立派な価値提供だと思いませんか?
実践者だから気づけた「AIメルマガのもう一つの形」
実は私は、1年以上前から「AIメルマガ検証チーム」を立ち上げ、手直し不要なAIメルマガの運用を多くの方と一緒に実践してきました。
今回のやり方は、それとはまた別のアプローチです。
- 自分の「ちょっとした気づき」や「素朴な疑問」
- AIとの対話
- その中で出てきた新しい視点
これらを組み合わせて、自然な流れのままメルマガとして発信する。
しかも、長文が書けなくても問題ない。
1〜2行の気づきだけでも、AIとの会話があれば立派な“文章”になるんです。
AIは“ネタ切れ”すら防いでくれる
さらに面白いのが、完成したメルマガ原稿をAIに渡すと、
> 「このテーマ、シリーズ化できますよ」
> 「次回はこの切り口でいかがでしょうか?」
と、次なるテーマや構成まで提案してくれること。
メルマガでよくある悩み「ネタが出てこない」という壁も、AIと対話していれば自然と解消されていくんです。
AIと人の“共創”で、情報発信はもっと楽になる
もちろん、「AIなんかに任せたくない」「人間ならではの想いを届けたい」という考えも理解できます。
でも、「AIに全部書かせる」ではなく、「AIと一緒に考える」「AIに刺激をもらう」といった共創スタイルなら、むしろ“人間らしさ”が浮き彫りになるような感覚すらあります。
最後に…
いろいろと語ってきましたが、結局伝えたいのはこれ。
> 「やってみれば、想像よりもずっと簡単ですよ」
昨日の私のメルマガのように、ちょっとした疑問をAIに投げかけて、その会話をメルマガにするだけ。
特別なスキルも、長文力も、必要ありません。
まずはぜひ、あなたのちょっとした「気づき」からAIに話しかけてみてください。
そこから、価値ある発信はどんどん生まれていきます。
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