中古ドメインのブログを売却して損害賠償請求を受けた話。

  
目安時間 13分  
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先日の記事で

 

 

「中古ドメインだからすぐに上位表示できたとか、

実は今は新規ドメインでもすぐに上位表示するよ」

 

「リブロ生で何人も出てるよ。数十人単位で。」

 

「何でもかんでも中古ドメイン信奉じゃなくって

ちゃんと検証して現実を見た方がいいよ」

 

 

って事をお話ししたんですけど

中古ドメインで開設したブログが飛ばされてしまいました…

 

 

そのすぐ後に

しばっこさんが面白いメルマガを書いてました。

 

 

 

———- ここから ———-

 

先日ブログを複数立ち上げたんですが

 

その中のひとつのブログA

新規Wordpressでも

ちゃんとアクセス集めることができました。

 

 

 

 

なんとね、

4記事投稿した段階なんですが

********

 

1243PV集めました。

**********

 

 

 

 

私がビックリしたわ笑

 

ちょっと年末でバタついていたから

ブログ開設1週間後くらいかな?

 

SNSも使わなかったので

純粋に検索経由です。

 

———- ここから ———-

 

 

聞いてない。笑

 

 

まあ既に実力がある人なら

べつにリスクを抱えて中古ドメインでしなくても

新規ドメインでもすぐにアクセスが集められる、

ってこと。

 

まだスキルが高くない人でも、

リブロ生の結果を見たら、

十分可能性はありますし。

 

 

 

 

 

で、なんですけど、

 

 

 

 

 

なんかここ2~3年間、

「中古ドメインは神」

「新規ドメインを使うとか〇鹿でしょ」

的な事を言ってる人をよく見たんですよね。

 

 

ずーっと思うところはあったんですけど、

特に最近の状況から

 

「そもそも中古ドメインって

元々はどんな役割で使われてたのか?」

 

って事をここ数日の間、

改めて色々考えてみました。

 

 

 

まずなんですが、

私がこの業界に参入した2013年の話です。

 

当時、サイトアフィリ系で中古ドメインが

ガンガン使われてました。

 

私自身は知識も経験も全くなかったので

ぜんっぜん意味がわかりませんでしたが

自分には無理だと思いました。

 

 

というのも

一つ数千円〜数万円もする。

 

それだけじゃなくって

「メインサイトを上げるために

量産用サテライトサイトとして取得する」

って事だったからです。

 

 

※当時のサテライトサイトとは

メインサイトの評価を上げるためだけの使い捨てサイト。

 

 

 

安くても数千円のもの。

それを量産するために取得しまくる。

少なくとも数十万円は必要。

 

この時点で「無理」じゃないですか。

 

だって当時の私って2万円の教材を買うだけでも

清水の舞台から飛び降りる気持ちだったんですから。

 

 

で、なぜサテライトサイトで使うのか?なんですが、

「飛ばされるのが大前提」だからだったんですね。

 

 

メインサイトは飛ばされないように

新規ドメインで構築する。

 

そこにパワーを送るために

サテライトサイトを作る。

 

パワーさえ送り込んだら用無しなので、

飛ばされることが前提。

 

初めからパワーがある中古ドメインで作るけど、

でもいつ飛ばされてもいいように量産する。

 

 

こんな感じのものでした。

 

 

 

そしてその後、

検索エンジンのアルゴリズムが

色々変わっていった。

 

その結果、

上記のようなやり方で上げたメインサイトも

飛ばされやすくなってしまった。

 

 

ここで大きく変わったのが

「メインサイトも飛ばされるのが前提になった」

って事ですね。

 

どうせ飛ばされるんだったら、

わざわざ新規ドメインでメインサイト作るとか、

めんどくさい事しなくて良いんじゃない?

 

全部中古ドメインで作れば楽だよね。

 

 

ってことでサテライトサイトだけじゃなく、

メインサイトも中古ドメインで

作られるようになりました。

 

 

どストレートに言うと

「稼げる時に稼ぎ切れ!」

って戦略に切り替わったって事です。

 

 

 

さて。

 

ちょっと難しい話をしてしまいましたが、

でもここまで読んで、

あなたはどう思いましたか?

 

 

「稼げる時に稼ぎ切れ!」

「そのために中古ドメインで一気に稼げ!」

 

 

この

「量産系サイトアフィリの効率化の到達地点」

から見てください。

 

「古い基準で取得した中古ドメインで

メインサイト(ブログ)を作る恐ろしさ」

が分かりますか?

 

 

もちろん「短期的に稼ぎ切る」のであれば

これは理に適った戦略です。

 

でも長く稼ぎ続けるのであれば、

悪手でしかありません。

 

 

なんか一部で

「中古ドメインでブログを作ってアクセス集めて、

飛ばされる前に売って稼ぐ」

とかいう手法が流行ってるらしいんですけど、

これなんて普通に考えたら最低ですよね。

 

だって「確実に飛ばされるのがわかってるブログ」を

人に売りつけるわけですから。

 

 

 

「短期的に稼いで逃げ切る」

なら

「古い基準の中古ドメインでブログをする」

のは良いと思います。

 

 

でも長く稼ぎ続けたいなら、

はじめから新規ドメインを使う。

 

もしくは今の時代に合わせた基準で

中古ドメインを取得する。

 

 

このどちらかにするべきでしょうね。

 

 

まあ

「短期的に稼いで逃げ切る」系の人たちって

もうほぼ業界に残ってないんですけど。

 

 

 

 

P.S.

 

もひとつしばっこメルマガの引用です。

 

 

———- ここから ———-

 

ちなみに中古ドメインは

全く意味が無いのかというと

そういうことではなく

 

例えばリブロ生さんには

今の基準に見合った

中古ドメインの選び方を伝えています。

 

で、さらに

そのドメインがちゃんと選べているか?

を確認するためにチェックまでします。

 

そういう手間をかけてこそ

中古ドメインの本領を発揮できるってことですね。

 

このチェックをくぐった

中古ドメインで運用してる方は

 

なんか

「その強そうなキーワードで上位表示できんかい!」

 

って感じので

わらわらとアクセスを集めたりもしてます。

 

 

逆に使えない中古ドメインを

今まで使ってた方も発見されてますが

 

ほんとーーーーーーーーーーーに

 

悲しいくらい

評価されませんね。

 

———- ここまで ———-

 

 

 

P.P.S.

 

中古ドメインで作ったブログ売却の話なんですけど、

購入した人から損害賠償請求された、

って人から相談を受けたことも何度かあります。

 

なんか中古ドメインで作成した事を

言ってなかったそうなんですよね。

 

で、売却後にたった数ヶ月で飛ばされてしまって、

「飛ばされるの前提で売りつけた」

と言われて、そのブログに費やした人件費など数百万円。

 

 

かなり頑張って交渉して

200万円ぐらいまで減額はしてもらった

って聞いたんですけど、

でも一括で払えないから分割してるとか。

 

 

「中古ドメインで作成して売却する」

という方法なんですが、

この方はなんかの教材で書かれていて、

その通りにしたそうです。

 

で、問題が起こって教材販売者に相談したところ、

「自己責任です。」

と言われてました。

 

 

まあそうなんですけどね…

なんかモヤモヤしますよね…

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