普段からたくさん頂く相談の一つで、
「横展開が出来ないです。」
って事があります。
「横展開」って、意味わかりますか?
なんとなくでしか分かってない、
って感じじゃないですか?
人それぞれ少しずつ違うんですけど、
私が認識している横展開は、
「一つのテーマ(メインキーワード)に対して、
色々な2語目、3語目で記事を書いていく」
という感じです。
例を一つ挙げてみます。
「淀川花火大会 穴場」
というキーワードの記事を書いたとして、
この記事にたくさんのアクセスが来たとします。
すると他の淀川花火大会系の記事にも誘導しやすいので、
滞在時間も増えますし、アクセスが集まりやすくなります。
だからここで、別のキーワードで記事を書いていくって事です。
「淀川花火大会 トイレ」とか「淀川花火大会 屋台」とか、
そんな感じですね。
と、こんな風に簡単に解説しましたけど、
ありきたりなキーワードしか思いつかない、
って人も多いと思います。
横展開ができない、他のキーワードの発想が苦手という人は、
検索する人の事や、気持ちを考えてみましょう。
先ほどの淀川花火大会でも色々な人が検索しますよね。
家族で行きたいと思ってる人もいますし、
カップルで行きたいと思ってる人もいます。
中のいい友達と一緒に行く人もいます。
例えば家族で子連れの場合、トイレの心配がありますよね。
綺麗なのか?並ぶのか?たくさんあるのか?どこにあるのか?
などなど。
子供が小さいと、背が低いので花火が見えにくい場所もありますので、
見やすい場所を提案してもいいですし。
付き合ってすぐの今が一番楽しい時期のカップルだと、
気合いを入れて浴衣で行くかもしれません。
でも浴衣の場合、足元が非常に心配です。
土なのか?アスファルトなのか?
川沿いだとグジュグジュじゃないのか?
他にも着崩れの心配もありますし、
水場が近いと蚊の心配もあります。
あとは帰りの電車だったり、レストランとか屋台とか、
食の好みで記事を書き分けることも出来ます。
カップルと一括りにしましたが、
彼女をリードしたい男性向けに書く場合と、
彼氏に負担をかけたくないと思っている女性の立場で記事を書く、
と、それぞれ違ってきますよね。
もっと広げて行くと、
学生なのか?社会人なのか?若いのか?年配なのか?
などでも記事の書き方は変わってきます。
食事するにしても、朝早めに行った場合、
昼頃に行った場合や、夜ご飯は?などなど。
また、初めて行く人なのか?何度もきている人なのか?
同じ大阪でも淀川から遠い場所から行くのか?
他の地方から行こうとしているのか?
といった事でも変わってきます。
北海道の人と沖縄の人では、
味覚や感じ方、欲しいものとかも全然違ってくるはずです。
メインキーワードの「淀川花火大会 穴場」だけでも、
その検索する人によって、たくさんの横展開が出来ますよね。
他の関連キーワードに広げていけば、
書ききれないほど展開していく事ができます。
まさに記事ネタ無限増殖法。
そこまでターゲット(読む人)を絞ってしまって、
アクセスが来ないんじゃないか、って心配ですか?
そんな心配はしなくても大丈夫ですよ。
というか、そこまで絞らないとアクセスなんて絶対に来ません。
政治家の街頭演説を想像してみてください。
上手な人とヘタな人の違いって分かりますか?
一番ヘタなのは、ただひたすら自分の事だけを話してる人。
政党の方針やら自分の考えだけって人ですね。
朝の出勤時間に話してる人は、
このパターンの人が多いです。
上手い人は聞いてる人に話を振ったり、
巻き込もうとする人です。
これは通勤時間には出来ないので、
休みの日とか、人がゆっくり集まりやすい時を狙ってます。
さらに言うと、聞いてる人を巻き込む演説の中でも、
上手い人とヘタな人に分かれます。
「そこのお子さん連れの女性の方。」
これはダメですね。
何がダメなのかというと、
誰の事を呼んでるのかが分かりにくいから、
みんな他人事と思って聞いてくれません。
上手い人は、
「そこの青い、カッコいいベビーカーに、
赤いチャンチャンコ着てる赤ちゃん連れのお母さん!」
「品が良い青いコート羽織って、綺麗な茶色の髪色をした、
仕事が出来そうなお姉さん!」
みたいな感じで具体的に呼びかけてみたらどうでしょう?
まず、呼ばれた人はビックリしますよね。絶対に見ます。
「もしかして自分かも?」と勘違いする人も、
みんな振り返ります。
そして周囲はというと、呼び掛けた人を見て、
その後に呼ばれた人を探します。
男はみんな見るでしょう。
だって「綺麗なお姉さん」を見たいですから。笑
この時点で興味を引いてるわけですから、
話を聞いてくれる環境が出来上がります。
無名だったとしても、確実に覚えてもらう事ができます。
記事で言うと、
「自分とは少し違うけど、この情報も知っておきたいな。」
「もしかしたら良い情報があるかも?」
とクリックして読んでくれる人が増えるって事ですね。
たった一人にすら伝えられないのに、
たくさんの人に伝えることなんて絶対に無理です。
「淀川花火大会の地元民しか知らない穴場とは!」
なんて、誰に呼び掛けてるのかすらも分からないですよね。
だから誰も見ませんし、当然Googleさんも評価してくれません。
でもたった一つの記事を書くのに、
ここまで狭くしてしまうと、
他にもたくさん書くことが増えすぎてしまって、
どれを書いたら良いのかが分からなくなったりしますよね?
その場合は、あなたが一番書きやすい相手に書けばOKですよ。
あなたが30歳で、1歳のお子さんを育ててる主婦さんなら、
自分に向けて書けば、他の誰よりも気持ちがわかるはずですから。
「オムツってどうしよう?」
「脱水症状とかも心配だよね!」
と、想像しやすいですよね?
花火大会以外の記事でも同じこと。
無理に書きにくい相手に記事を書く必要はないって事です。
じゃあ外注化してる人はどうしたら良いのか?
全部外注さんに投げましょう。笑
徹底的に横展開していって、その全てを記事にしていく。
ここまで徹底して横展開をしていったら、
100でも200でも記事って作れますよね?
「淀川花火大会」という、たった一つのテーマだけでも、
特化型ブログが一つ作れますよね。
私の教材を実践してる人の場合だと、
体験記事を書いてもらう方法も伝えてるはず。
外注さん自身の体験記事を書いてもらう。
しかもそんな記事をたくさん集められますから、
自分で記事を書いてる人じゃ絶対に真似出来ません。
横展開と言うと難しそうに感じるかもしれませんが、
ポイントはやっぱり「ターゲット」って事です。
「どんな人がネットで検索するのかな?」
を想像してみて下さいね。
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P.S.
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この前の記事(アドセンスで稼ぐ為に必須のイベント系キーワード。実は簡単なんですよ。)で、
「仮想通貨の流出が社会問題化してますねー。」
「でもこれって、ネットビジネスだとチャンスですよー。」
と言ったこと、覚えてますか?
この話も少しだけしておきますね。
簡単に言うと、仮想通貨に流れてたライト層、
「本当に稼げるのかな…?」と不安に思いながらやってた人たちが、
みんなやめるって事です。
仮想通貨って、
その仕組み自体を人に説明できるほどしっかり勉強して、
その上で投資してる人ってほぼいません。
それこそ、そこまで勉強してる人たちは、
「数百万くらいなら消えても良いかー」
ってぐらい資金力があって、突っ込んでます。
で、メルマガとかで「簡単に稼げますよ」的な情報を流してます。
みんなが同じように仮想通貨案件ばかり流してるから、
不安に思いながらも、「簡単に出来そう」って思ってた人達が、
「やっぱり損したくない」「やっぱりネットビジネスの方が堅実そう」
って思って、また戻ってくるって事ですね。
で!
ここで生きてくるのが、
一年以上も前から私がずーっと言い続けてる、
「実践記」です。
「実践記通りにやったら、最低でも失敗はしない」
というように書いていれば、それだけでも読んでもらえますよね?
もうこの時点で、あなたは情報発信者。
メルマガでもやれば、あなたのファンが
どんどん集まってきます。
『稼げないなんてあり得ない』って事ですね。
実践記を書くと、それだけでも稼げるようになるので、
今すぐにでもやった方が良いですよ。
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