
情報発信の世界では、
よくこんなことを言われます。
「実績がなくても発信できますよ」
「成長していく過程を見せればいいんです」
「ゼロから伸びていく姿が、いちばん共感されます」
──たしかに、理屈は分かります。
でも、正直に言うと。
それを本当に体現して、
結果を出している人を見たことはありますか?
私は、ほとんど見たことがありません。
「成長過程を発信すればいい」って、実は一番難しい
なぜ難しいのか。
理由は単純で、
- 何を書けばいいのか分からない
- どこまでを出せばいいのか判断できない
- 読む側が「何を学べばいいのか」分からない
このあたりを、
具体的に教えている人がほぼいない からです。
「とりあえず日々の作業を書きましょう」
「気づきをシェアしましょう」
…それで伸びた人、見たことあります?
私はありませんでした。
だから、まず自分でやってみた
理屈だけ並べるのが嫌だったので、
私はある時、実験的にやってみることにしました。
X(旧Twitter)で、突然こんな投稿をしたんです。
「今からブックオフ行ってきます」
それだけ。
事前準備も、台本もなし。
そのまま店に入って、リアルタイムで実況 を始めました。
「今、これ見つけました」
「利益300円くらいです」
「これ、ちょっと微妙かも」
そんなレベルの、超ゆるい実況です。
本せどりの“常識”からすると、ありえないやり方
本せどりをやったことがある人なら分かると思いますが、
- 事前リサーチが重要
- 知識の積み上げが命
- 経験値がすべて
…と言われる世界です。
実際、
「売れる本リスト」を持っていたとしても、
それが店舗に並んでいる確率はほぼゼロ。
だから多くの人は、
「なんとなく分かるようになるまで耐える」
「感覚が身につくまで続ける」
という、かなり職人寄りの世界に入っていきます。
正直、
普通の人にはきつすぎる。
少なくとも、私は無理です。
なので、その前提を全部捨てました
私がやったのは、これだけです。
- 事前リサーチなし
- Amazonも開かない
- 知識ゼロのまま入店
- 滞在時間は30分
「前を通ったから、ちょっと寄る」
その感覚です。
結果。
初日から、普通に見つかりました。
利益はトータルで数千円。
特別な感覚も、経験も、一切なし。
それを「完全初心者」にやってもらったらどうなるか
ここでようやく、本題です。
私と同じことを、
まったくの初心者 にやってもらいました。
それが、飛鳥(あすか)さん。
- 本せどり未経験
- ブックオフにほぼ行ったことがない
- 中古本を買ったこともない
- ちょっと潔癖
という、ある意味“最適な被験者”。
やり方は、私とまったく同じ。
- リサーチなし
- 30分
- 実況しながら実践
結果はどうなったか。
初日から、数千円の利益。
しかも、何がすごいって──
その様子を、
そのまま発信し続けている こと。
「成長過程の発信」が、初めて機能した瞬間
飛鳥さんの発信が始まってから、
- 仕入れができない人
- 本せどりで悩んでいる人
- 何をすればいいか分からない人
こういう人たちから、
相談が一気に集まりました。
- 教えてほしい
- 有料でいいから学びたい
- コンサルしてほしい
という声まで出るように。
さらに驚いたのは、
すでに稼いでいる実力者たち まで注目し始めたこと。
成長途中なのに、です。
なぜ、これは「本物」なのか
理由はシンプルです。
- ゼロから
- 失敗も含めて
- リアルタイムで
- 具体的に
すべてが可視化されているから。
「理論」ではなく、
現場そのものがコンテンツ になっている。
これが、「成長過程を発信する」 の正解形なんだと思います。
見本があると、人は動ける
「これをやればいい」
そう言われても、
見本がなければ動けない人は多いです。
今回の飛鳥さんは、
その 最高の見本 になっています。
完璧じゃない。
むしろ、素人目線。
だからこそ、
真似できる。
まとめ
- 実績ゼロからの発信は、確かに難しい
- でも「やり方」を間違えなければ成立する
- 成長過程は、作るものではなく“そのまま出すもの”
飛鳥さんの事例は、
そのことをはっきり証明しています。
P.S.
年末に、こういう「ちゃんと意味のある話」ができて、
個人的にも少しホッとしています。笑
P.P.S.
この内容は、
情報発信コミュニティ Re-nk でも先に共有しました。
あちらでも、
少しずつですが確実に「芽」が出始めています。












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