今、何人かの方に、新しいメルマガの書き方を教えています。
自分で一から書く方法ではありません。
AIを使って書く方法です。
ただし、単純に、
「AIにメルマガを書いてもらいましょう」
という話ではありません。
きれいな文章を作るだけなら、それでいいかもしれません。
でも、私がやりたいのは、そこではないんです。
AIを使って、その人自身の経験や考え方を掘り出す。
そして、
「この人の文章だから読みたい」
と思ってもらえるメルマガにする。
今、そういう書き方を、実際に試してもらっています。
なぜ、そこに取り組んでいるのか。
今日は、その話をします。
今のメルマガ、似たようなものが多すぎませんか?
この業界のメルマガを読んでいて、私が感じることがあります。
読んでも、何も残らないものが多い。
役に立たない。
勉強にもならない。
まだ面白ければいいんですけど、それすら感じられない。
例えば、
「ヤバいです!」
と書いてある。
でも、何がヤバいのか分からない。
「今までで一番すごいです!」
と言っていたのに、数か月後には、また別のものが、
「過去最高です!」
になっている。笑
一見すると、それっぽいんです。
詳しそうだし、すごそうにも見える。
でも、読み終わったあとに残るのは、
「で、私は何をすればいいの?」
という疑問です。
具体的な行動が見えない。
本人の経験も見えない。
何を考えて、その商品を紹介しているのかも分からない。
そういうメルマガが、私は気になるんですよね。
型は整っていても、誰が書いたのか分からない
タイトルがあって、導入があって、期待を高める話がある。
体験談らしきものが入り、商品紹介があって、最後は締切の案内。
次のメールも、また同じ流れ。
型だけを見ると、きれいに完成しています。
でも、読み終わっても、誰が書いたのか覚えていない。
発信者の名前を入れ替えても、あまり違和感がない。
私は、こういう状態を、
「モブキャラみたいだな」
と思っています。
物語の中に出てくる、「その他大勢」のような存在です。
名前を覚えられない。
その人ならではの特徴が見えない。
登場しても、ほとんど記憶に残らない。
新しい発信者が出てきても、
「前にも、同じような人がいたな」
「同じようなことを言っていたな」
で終わってしまうんです。
一度目立っても、次の人が出てくると埋もれてしまいます
たまたま一度、大きく売れた。
一度、注目された。
一度、投稿が広く見られた。
それ自体は、もちろんいいことです。
でも、発信の中に本人ならではのものがなければ、
次に似たような人が出てきた時、埋もれやすくなると思うんです。
また次の人。
その次の人。
読者さんから見ると、違いが分からない。
だから私は、指導する時に、
「この人を、その他大勢にしない」
ということを意識しています。
他の人と同じような発信にしない。
どこかで見たようなメルマガにしない。
そのために、まずは本人の中にあるものを探します。
「自分には何もない」と言う人にも、発信の材料はあります
一人ひとり、やってきたことは違います。
経験も、考え方も、失敗も、価値観も違う。
得意なこともあれば、苦手なこともある。
本人が普通だと思っていることにも、その人らしさが出ています。
ここを見ていくと、発信に使えるものが見つかるんですよね。
本人は、
「こんなの普通ですよ」
と言う。
でも、他の人から見れば、
「そこを、もっと詳しく聞きたい」
と思うこともあります。
特別な実績だけが、発信の材料ではありません。
何をしてきたのか。
どこで失敗したのか。
なぜ、そのやり方を選んだのか。
何を大切にしているのか。
そういうところに、その人にしか話せない内容があります。
私は、まずそこを見たいんです。
私のところに来る人は、自信を失っていることも多いです
そもそも、私のところに来る人は、
最初から自信満々な方ばかりではありません。
むしろ、逆のことも多いです。
過去に、
「魅力がない」
「華がない」
「文章が下手」
「全く考えられていない」
「ガツガツ感がない」
など、いろいろ言われてきた。
中には、指導対象として、ほとんど相手にしてもらえなかったという方もいます。
だから、最初は、
「私には何もありません」
「発信できることなんてありません」
「どうせ読まれません」
というところから始まります。
この状態で、よくあるテンプレートだけを渡して、
「これに当てはめて書いてください」
と伝えたら、どうなるでしょうか。
本人の経験や考えが入らないまま、形だけが整った文章になる。
その他大勢のメルマガ。
どこかで見たメルマガ。
誰が書いても同じメルマガ。
そして、反応がなければ、
「やっぱり、自分には無理なんだ」
となってしまう。
私は、それを繰り返してほしくないんですよね。
文章の書き方より先に、その人自身を見ます
だから私は、文章の書き方を教える前に、その人自身を見ます。
何をしてきたのか。
何を考えているのか。
何に違和感を持つのか。
何の話なら、長く話せるのか。
何を大切にしているのか。
そこを聞いていきます。
すると、本人が「何もない」と思っていたところから、話が出てくることがあります。
経験しているからこそ、気になること。
実践してきたからこそ、言えること。
普段は言葉にしていないけれど、本当はずっと思っていたこと。
それが見つかると、文章は変わります。
急に文章力が上がったわけではありません。
中身が変わるんです。
中身が変わると、読んだ時の印象も変わります。
その人が何を考えているのかが見える。
なぜ、その話をしているのかが伝わる。
そこから少しずつ、
「この人の話を読みたい」
につながっていくと思っています。
華がなくてもいい。読んだ人の中に残ればいいんです
私は、最初から目立つ必要はないと思っています。
華がない。
派手ではない。
すごそうに見えない。
別にいいんです。
でも、
読んだら、なぜか覚えている。
ここは大切にしたい。
すぐに人気者にならなくてもいい。
すぐに大きな結果が出なくてもいい。
読んだ人の中に、
「あの人、こういうことを言っていたな」
と、少しずつ残っていく。
そして、発信を続ける。
その積み重ねが、後からつながることもあります。
私の周囲にも、最初はそれほど目立たなくても、長く読まれている人がいます。
派手な売り方をするわけではない。
でも、忘れられない。
たまにしか配信しなくても、
「あ、この人のメルマガだ」
と開いてもらえる。
yojiimさんなんて、まさにそうです。笑
普段、そこまで頻繁にメルマガを書いているわけではありません。
でも、配信すれば読まれるし、反応もある。
存在を覚えてもらえている。
これは、かなり強いと思うんですよね。
「尖ればいい」「敵を作ればいい」という話ではありません
こういう話をすると、
「じゃあ、尖った発信をすればいいんですね」
という方向に行くことがあります。
でも、私は、そこではないと思っています。
無理に過激なことを言う。
強い言葉を使う。
誰かと違うことを、わざと言う。
それでは、表面だけの話になってしまいます。
「仮想敵を作りましょう」
という考え方もあります。
ただ、普通の人にいきなり、
「敵を作って発信しましょう」
と言っても、怖くて送信ボタンを押せないですよね。笑
自分が本当にそう思っているなら、伝え方を考える意味はあります。
でも、目立つためだけに、無理なキャラを作る必要はありません。
尖らせる。
毒を入れる。
敵を作る。
派手に演出する。
私は、そこから始めません。
まず、中身の質を上げる。
こっちです。
「華」を、中身で蹴散らせばいい
見た目が派手。
文章が上手い。
演出がうまい。
キャラが強い。
もちろん、それも武器だと思います。
でも、その武器がないからといって、諦める必要はありません。
中身で勝負すればいい。
最初は地味でも、読み続けるうちに、
「この人、ちゃんとやっているな」
「かなり考えているな」
「経験があるから、ここまで話せるんだな」
と感じることがあります。
そういう発信を、私は読みたいと思います。
すごそうに見せることより、実際に何をしてきたのか。
強い言葉を使うことより、何を考えているのか。
読者さんに何を持ち帰ってもらえるのか。
そこに力を使う。
華がないなら、中身で蹴散らせばいい。
私は、そう思っています。
今、その人の中身を掘り出す過程を、AIで再現しようとしています
ここからが、今取り組んでいる新しいことです。
これまで私は、一人ひとりの話を聞きながら、
強みを探す。
経験を掘り下げる。
考え方を見つける。
発信の方向性を決める。
ということをしてきました。
この過程を、
AIでも再現できないか。
と考えています。
目的は、AIにきれいな文章を書いてもらうことではありません。
私がやりたいのは、
その人自身の中身を、AIを使って掘り出すこと。
です。
本人が、
「何もありません」
と言っていても、質問してみる。
答えにくければ、別の角度から聞いてみる。
過去の経験を振り返ってみる。
その時、何を考えたのかを聞いてみる。
そうして出てきたものを、発信につなげる。
AIに一般的な話を作ってもらうのではなく、
本人の中にあるものを、言葉にしていくんです。
AI相手なら、自分のペースで何度も考えられます
人に聞いてもらう時は、遠慮してしまう方もいます。
「こんな細かい話までしていいのかな」
「うまく答えられなくて、申し訳ないな」
「何度も聞いてもらうのは悪いかな」
そう考えて、話すのをやめてしまうこともある。
でも、AIなら、自分のペースでやり取りできます。
思いつかなければ、
「思いつきません」
でいい。
質問の意味が分からなければ、
「別の聞き方をしてください」
でもいい。
そこから、別の質問で考えてみる。
そうやって振り返るうちに、
「そういえば、こんなことがあった」
「自分は、ここが気になっていたんだ」
と、本人も意識していなかったことが出てくる場合があります。
何もないところに、無理にキャラを作るのではありません。
すでに本人が持っているものを見つけて、発信に使える形にする。
ここを、AIと一緒に進めようとしています。
「AIを使うほど、本人らしくなる」を目指しています
普通、AIを使うと、
文章が似てくる。
AIっぽくなる。
個性がなくなる。
そんなイメージを持つ方もいると思います。
でも、今試しているのは、その逆です。
本人の経験。
本人の考え。
本人の価値観。
本人が感じている違和感。
そういうものを、しっかりAIに渡していく。
すると、今教えている方の中でも、
「これ、本当にこの人の文章だな」
と思えるものができ始めています。
でも、実際には、文章のかなりの部分をAIが書いている。
面白いですよね。
AIを使っているのに、本人らしさが見える。
私が作ろうとしているのは、ある意味、
「モブ化しないAIメルマガ」
です。
AIで文章を書く。
でも、みんな同じ文章にはしない。
むしろ、AIを使って、その人だから伝えられる内容を形にする。
そこに、可能性を感じています。
大切なのは、AIに何を書かせるかより、何を渡すか
AIに、
「このテーマで、いい感じのメルマガを書いて」
と頼むだけでは、本人の経験や考え方は十分に伝わりません。
そのテーマについて、自分は何を経験したのか。
何に賛成していて、何に違和感があるのか。
どうして、それを読者さんに伝えたいのか。
そこまで渡せば、文章の中に入るものが変わります。
もちろん、出てきた文章が、自分の意図と合っているかは確認する必要があります。
言いたかったことと違えば、直す。
自分の考えではない部分があれば、そのままにしない。
大切なのは、整った文章ができたことだけで満足しないことです。
そこに、本人の中身が残っているか。
今は、その部分を見ながら、書き方を調整しています。
もう少し精度を上げていきます
AIで文章を書く人は、これからさらに増えていくと思います。
その時に、一般的な情報を、似たような構成でまとめただけの文章も増えるかもしれません。
だからこそ、
AIを使いながら、その他大勢にならない。
ここは、これからの情報発信で、大きな武器になると思っています。
今は、何人かの方に実践してもらいながら、微調整している段階です。
どんな質問をすれば、本人の考えが出てくるのか。
どう掘り下げれば、経験を発信に変えられるのか。
どこまでAIに任せるのか。
どうすれば、その人らしさを消さずに文章にできるのか。
かなり見えてきました。
もう少し精度が上がったら、また公開します。
目指しているのは、きれいなメルマガを大量に作ることだけではありません。
「この人の話だから、読みたい」
と思ってもらえる発信です。
華がなくてもいい。
無理に尖らなくてもいい。
誰かのキャラを真似しなくてもいい。
自分の中にあるものを見つけて、それを伝える。
そのために、AIを使う。
今、そこに取り組んでいます。
楽しみにしていてください。
追伸:この考え方は、ブログでも使えそうです
これ、たぶんブログでも使えます。
ブログを書く時は、SEOやキーワードを意識しますよね。
ただ、そこばかりを見ていると、内容や構成が似てしまうこともあります。
必要な情報は書いてある。
でも、誰の記事を読んでも、あまり違いがない。
そんな中に、その人自身の経験や考え方を自然に入れられたら、読んだ時の印象は変わると思うんです。
実際にやってみて、どうだったのか。
どこで失敗したのか。
なぜ、その方法を選んだのか。
そういう話が入ると、単に情報をまとめただけの記事ではなくなります。
メルマガでも、ブログでも、
AIで書きながら、その人らしさを残す。
こちらも、検証していきますね。
