2日ほど前のYahoo!ニュースで
サッカー選手のプライバシーについてが
出てました。
日本プロサッカー選手会が
「選手のプライバシー保護に関するお願い」
という題で声明を出した、という内容です。
内容をざっくり言うと、
・選手個人の住所が特定され、嫌がらせをされたり、引っ越しをせざるを得なくなったケースもある
・海外では選手や家族のプライバシーがさらされることはほぼ無い
・プレーへの意見と、プライベートは別の問題
と、こんな感じ。
で、ここからが重要な部分なんですが、
ブログ運営者にも直結する問題です。
・著名なサッカー選手の生い立ちや子どもの頃の写真などを掲載した書籍は、プライバシー侵害として出版差し止めになっている
・そして損害賠償が認められている
・交際に関する写真にプライバシー侵害による損害賠償が認められたこともあった
この内容で重要な部分、注目するべき部分があります。
「誹謗中傷」や「ネガティブな内容」だけが
該当しているわけではない、ということです。
褒めていても、良いことを書いてても、
プライバシー侵害に該当する、
ということです。
どうでしょう。
やばいブログ、運営してないですか?
「他の人もやってるし。」
とかって安易に考えてませんか?
「ネガティブなことを書かなければ大丈夫」
とか、根拠も何も無いことやってませんか?
「今まで訴えられた塾生はいない」
とか言われてやってませんか?
サッカー選手の場合、
サッカーのプレーに関することや、
移籍に関することなどであれば
全く問題ありません。
ですがこれが
「彼女がどうこう」とか
「子供がどうこう」とか
「どこに住んでる」とか
そういった事はダメってこと。
芸能人でも同じです。
出演作品や、
それに関するレビューならまだしも、
どこに住んでるとか、
どんなスキャンダルがあったとか、
それは全てプライバシー侵害。
「週刊文春がやってる事と同じ」
とか思いますよね。
でも週刊誌って、
実はしょっちゅう訴えられてるって
ご存知ですか?
で、割と頻繁に負けてる、
ってこともご存知ですか?
にも関わらず週刊誌は
なぜ芸能人や著名人のプライバシーを
侵害する記事を出すのか?
『儲かるから』
わりと有名な話ですよね。
訴えられて負けても、
たくさん部数が売れれば、
それ以上の利益が得られる。
だから週刊誌は
訴えられるリスクなんて無視して
ガンガン攻める。
利益が取れないような
有名じゃない芸能人、著名人は
あまり取り扱いません。
訴えられたら赤字になるから。
ではブログに置き換えてみて下さい。
芸能人や著名人のプライバシーを
侵害するような記事を投稿したとします。
はたしてそれで得られる報酬は
「裁判費用」や「損害賠償」などを
大きく上回る金額になるでしょうか。
スキャンダル、事件事故、
ネガティブ系ですら
流石にそこまでの金額には
はるかに及びません。
ではネガティブ系を避けて
ポジティブな記事だったらどうでしょう。
ネガティブ系ほどのアクセスなんて
ほぼ間違いなく集まりませんよね。
にも関わらず
プライバシーを侵害したとして
訴訟されたらどうでしょう。
人生・・・詰む。。。
リブロやFAAPでサポートしてると、
やはりこういったブログを運営している人を
毎日のように見ます。
そのたびに
「危険なのでやめた方がいい」
って指摘するんです。
でも決まって帰ってくる返事は
「他の人もやってるからって言われて指導を受けてます。」
「ネガティブ系じゃなければ大丈夫って聞いてます。」
なんですよね。
私は強制する立場にはありませんし、
個々の判断なのでそれ以上は何も言いませんけど、
あとで後悔するような事はしないようにしましょうね。
●● P.S. ●●
とか言いながら、
私も検索はしますけどね。
「〇〇(サッカー選手の名前) 自宅 住所」
とか。
でもこういった事を日常的にやってると
わりと分かってきます。
その手のブログって
だいたい3〜6ヶ月ぐらい消えるって事が。
消えても
また他の新しいブログが出てくる。
で、また3〜6ヶ月で消える。
この繰り返し。
なぜ消えるのか?
想像は出来ますよね。
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