「消費者庁のステマ規制」による今後のアフィリ業界について。

  
目安時間 12分  
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何日か前のサイノアさんのメルマガで、

ステルスマーケティングに関して、

消費者庁が規制に動く話をしてました。

 

この事について、

ちょっと私も触れておきたいなー、

と思ったのでお話ししますね。

 

 

 

ステルスマーケティング(ステマ)を簡単に言うと、

「宣伝と分からないように紹介をして、

良い印象を与えて商品紹介をする」こと。

 

何年か前に芸能人のステマが問題になったので、

知ってる方も多いと思います。

 

購入をしていないのに、

購入をしたふりをして紹介したりとかですね。

 

 

これ、よーく考えてみてください。

 

アフィリエイトでも、

似たようなことやってませんか?

 

少し前の芸能人の問題の時には、

企業から依頼されてやってたので、

「買ったふりしてるアフィリエイター」

とは少し違いますけど、

でも実際には同じことをやってますよね。

 

 

私も前々から気にはなっていたんですけど、

いずれアフィリエイトも同じように、

規制はされるんだろうな、と思います。

 

消費者庁に大量のクレームが届いている事から、

アフィリエイトに対する政府の印象も、

めっちゃ悪いですし。

 

 

サイノアさんのメルマガの中に、

このようなことが書かれてました。

 

 

「アフィリエイトだと、一般的には

企業に依頼されてやるものではないですけど、

それでもその記事のリンクから報酬が得られる、

ということを考えれば広告でもあります。

特単をもらっていると依頼の側面もちょっと強まる気もしますし。」

 

 

このように見てみると、

いずれはASPからもお達しが出そうな気がしますね。

 

アフィリサイトで広告をはる場合、

どこかに「広告」と入れないといけない、とか。

 

インスタやTwitterでアフィリリンクを入れる時には、

これも「広告」と入れないといけない、とか。

 

 

「広告」と入れると売れにくくなる気がすると思いますが、

私は個人的にはブログやサイトに関しては、

特に気にしなくて良いんじゃないかなー、

と思ってます。

 

と言うのも最近は見かけなくなりましたが、

数年前まではアドセンスなんかは、

広告の真上に「スポンサードリンク」といった、

文言を入れることが当たり前でした。

 

スポンサードリンク(スポンサード・リンク)とは、

「広告(のリンク)ですよー。」

という表現。

 

 

一時期この文言が必要かどうか?

の論争があったんですけど、

その時に私も色々と検証しました。

 

まずアドセンス審査には、

あってもなくても合格できました。

 

で、肝心の収入に関してですが、

これも、あってもなくても変わりませんでした。

 

 

どうしてこのような結果になったのか?ですが、

アドセンス広告はそもそもブログ運営者が

広告へのクリック誘導をしていませんよね。

 

で、訪問者さんが「広告と理解した状態」で、

「興味を持ったらクリックする」という仕組みです。

 

だから「広告ですよー」と書かれてようが、

全く影響が出ないんだと思います。

 

 

じゃあASPなどの物販アフィリはどうなのか?ですが、

実はこちらも以前、少しですが検証しました。

 

アフィリエイト手法や戦略、

あとは書き方、書く位置にもよりますが、

ほぼ影響は出ませんでした。

 

 

なぜ影響が出なかったのか?ですが、

「しっかりと興味関心を惹きつけた状態で

商品を紹介するから」

でしょう。

 

今の検索エンジンの特性上、

ある程度の文章のボリュームが必要になってきます。

 

正しく訴求している文章でボリュームがあると、

滞在時間なども長くなります。

 

滞在時間が長いということは、

しっかりと文章を読んでもらえている、

ということ。

 

興味関心を惹きつけた状態ですから、

「広告ですよー」と言われても、

あまり気にならないんですね。

 

 

これがSNSのように、

短文で興味関心が薄いけど、

「とりあえず見てね」的なやり方だと、

「広告」と言われたらどうでしょう。

 

確実に気持ちが萎えますよね。

 

 

ではSNSからの訴求はどうすれば良いのか?ですが、

やり方はいくつかあります。

 

 

一つは「ブログやサイトに飛ばす」という方法。

 

まずはSNSで少し興味を持ってもらって、

ブログやサイトでしっかりと気持ちを引きつける。

 

そうすると「広告」と言われても、

気にせずリンクを開いてもらえます。

 

 

他の方法としては、

自分の個性を全面に出してSNSを運用する、

自分をブランド化する方法。

 

あなたのことを知ってもらって、

あなたのことを好きになってもらう。

 

あなたが「これ良いよ」と言ったら、

それに興味関心を持ってもらえる形を作る。

 

芸能人のSNS運用なんかが典型ですね。

これを個人でやっていく、という事です。

 

自分をブランド化すれば、

ブログやサイトに飛ばさずとも、

SNSだけで十分収益化できます。

 

 

ただやはりこのやり方は、

かなり戦略が必要なので、

正直多くの人は難しいでしょう。

 

小銭は稼げたとしても、

大きくできるのはごく一部の人だけ。

 

ですのでこういった理由から、

今後、ステマ規制が厳しくなってきたら、

「ブログやサイト」の重要性は、

より一層高くなっていくでしょう。

 

 

 

ちょっと色々と難しいことを言いましたが、

「スパム的な手法は今後どんどん厳しくなっていく」

という事です。

 

 

スパム的な手法は簡単そうに見えますが、

ライバルも増えやすく、規制もされやすい。

 

それでも続けていくのなら、

「難しくなったら次のスパム手法にすぐ移る」

をし続けること。

 

これが出来ないのであれば、

スパム的な手法には、

始めから手を出さない方がいいでしょう。

 

 

 

 

  • ● P.S. ●●

 

この年末年始、

たくさんの人のブログを添削してるんですけど、

薬機法に抵触するような記事を書いてる人が、

かなり多いんですよね。

 

あとは明らかにアクセスが来ない、

使えないキーワードを使ってたりとか。

 

 

キーワードに関しては、

ツールを使って集めてる人が

最近増えてるそうなんですね。

 

 

ツールって一見すると楽で簡単そうに感じますが、

実践手法やブログの状況によって、

使えないキーワードが出てくることも多々あります。

 

 

例えば「開設したばかりのブログ」と、

「毎日1万PVが集まってるブログ」では、

使えるキーワード、狙えるキーワードは、

全く違うことは分かりますよね。

 

ツールではこういった

「個々のブログの状況」は、

一切考えてくれません。

 

 

あと「たくさんのアクセスを集めたい」のか、

それとも「売れるアクセスを集めたい」のか、

個々の実践や戦略によっても、

使えるキーワードは全く変わってきます。

 

キーワード系のツールって、

「使えるかどうか」だけが抽出されるだけなので、

戦略に合わせて選んでくれるわけではありません。

 

 

ですからやはり、

自分で見極める必要は絶対にあるわけです。

 

 

「ツールで集めたキーワードだけで使ってれば、

簡単に稼げるようになる」は幻想。

 

キーワードツールを使ってる方は、

この辺りのことを理解して使ってくださいね。

 

じゃないといくら記事を投稿しても、

全て無駄な記事、無駄なキーワードになってしまいます。

いつまで経っても稼げるようにはなりませんから。

 

 

 

 

  • ● P.P.S. ●●

 

忘れてました。

 

ステマ規制に関して、

サイノアさんが紹介してたニュースはこちらです。

→ https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2212/27/news160.html

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