少し前に、こんな質問をいただきました。
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草薙さん
初めてメールさせて頂きます。
Fと申します。
今、記事の外注化をしようと思っていて、
少し(というかかなり)悩んでいて、相談させて頂きたいと思い、
厚かましくもメールさせて頂きました。
2週間前から募集をしているのですが、
正直な話、「この人!」と思うようなライターさんとは、
なかなか出会えていません。
「この人良さそうだな」
と思ったら、単価で断られてしまいます。
草薙さんは、かなり安い単価で
外注さんと契約されているようですが、
どのようにして、いいライターさんを集めているのでしょうか?
ヒントでも良いので、教えていただけると嬉しいです。
Fより
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これ、分かります。
外注化あるあるの一つでしょう(笑)
では今日は、
「私がどうやってライターさんを集めているか?」
をお話ししますね。
気にしだしたらキリがない!
そうなんです。
気にしだしたら、キリがありません。
私がライターさんを選んでいる基準としては、
- 日本語(文法)が変じゃないか?
- 規約を守ってくれてるか?
この2点です。
規約は当然ですけど、文法に関しては、
「日本人に、ちゃんと伝わるか?」
さえクリアしていれば、
その場ですぐに、契約しています(笑)
実際本当に、アドセンスブログの記事なんて、
こんなレベルで大丈夫なんですよ。
「訪問者さんが必要としている情報が書かれているか?」
極論、箇条書きで十分。
箇条書きだけの方が、
間違いなく、訪問者さんは満足してくれます。
とは言っても、箇条書きだけだと、
検索エンジンからの評価が下がってしまうので、
みんな延々と、文字数を稼ぐためだけに、
回りくどい記事を書いてるんです。
だらだら延々と、文字数を稼ぐためだけに、
回りくどい文章を書くなんて、
本当に無駄な作業だと思いませんか?
どうせ、他のブログと同じような記事なのに(笑)
そんな味気ない記事だから、
訪問者さんも、すぐに飽きて出て行ってしまいます。
ですので、さらに外注さんに
求めた方が良い事としては、
「魅力的な記事が書けてるか?」
魅力的な文章だったら、
多少文法がメチャクチャでも良いんです。
文法メチャクチャ、だけど・・・
一つ、面白い例をお話ししますね。
前に契約した外注さんで、
外国人の方がいらっしゃいました。
サンプル記事の作成段階では、
「少し文法が・・・?まあクセかな」
と思ったんですけど、
記事をいろいろお願いしていくにつれて、
校正してもらってる人から、
「日本語がおかしい記事がある」
と連絡をもらうことが増えてきて・・・
「これは何か、違和感がある」
と、改めてしっかりと見直したところ・・・
外国人がよく使う日本語の文法のクセでした。
このクセの説明は、ちょっと難しいんですが、
簡単なところでいうと、
「て・に・お・は」
がちょっと変。
間違った使い方をしている人は、
日本人でもいますが、
このライターさんは、
日本人が間違えないような変なところで
飛ばしてしまってしまったりしていました。
これ、会話だとすぐに気づくんですが、
やっぱり文章だと分かりにくいです。
それに私自身、仕事柄、
ほぼ毎日、中国人と会話するので、
慣れすぎてしまってまして(笑)
それでも、この人と半年ほど契約続けました。
書いてもらった記事の総数は、
たぶん500記事以上だと思います。
文法がちょっとおかしいのに、
どうして契約を続けたのか?
その理由は、先ほどお話しした
「魅力的な記事」
を書くことが上手だったから。
外国の方は、日本人とは違って、
普段の会話でも、
かなり感情を入れて話すことに慣れています。
それをそのまま文章に出すのが非常に上手で、
普通の日本人よりも、
面白い記事を書いてくれたんです。
ちなみにブログの訪問者さんからの受けも、
すごく良い記事ばかりでした。
この人の記事を
ブログに掲載するようになってきてからは、
アクセスが、一気に伸びました。
もう半年以上、その人が書いた記事が、
日々のアクセスTOP3を独占しています(笑)
この例からもわかるように、
ブログの記事に完璧は必要ありません。
本を書いて出版するわけじゃないんです。
もし、気づかずにとんでもない記事を
UPしてしまっていたとしても、
ブログなら、後でいくらでも修正できます。
日本語さえ書ければ、なんでも良いんです。
「アドセンスブログの記事に、完璧は必要ない!」
これを意識して、
ライターさんを探してみてくださいね。
きっとすぐに見つかるはずです^^
・・・ちなみに・・・
ちなみにこの外国の方・・・
なぜか最後の最後まで、
「私は日本人!」
と言い張ってました。
それなのに、どうして私が確信を持っているのか?
というと、
実はところどころで、
日本人が使わない漢字を混ぜていたんです。
相手にとって自然な事だから、
ちょっとした仕掛けには、
気づかなかったんでしょう(笑)
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